不登校児=ダメな子 じゃない

順田ひろみ 次女
LINEで送る
Pocket

次女が先日、小学校を卒業した。

卒業式の会場入り口で、
受付をすませると、式次第と一緒に
親に宛てられた卒業生からの手紙が
渡された。

次女からの手紙にはこう書かれていた。

次女手紙

—————————–
「お母さんへ

私は、一年生の時学校が嫌だった。
学校へ行けば辛く嫌な思いをし、
行かなければ今度は、将来どうやって
お金を稼げば良いのかと不安だった。

あの時どんな風に生活していたか、
もうあまり覚えていない。

でもはっきりと覚えていることがあり、
それは、お母さんが、
無理やり学校へ行かせなかったこと。
無理やり何かを、やらせたりしなかったこと。

今思うと、あの時、
お母さんが、もし無理やり
行かせたりやらせたりしていたら、

私は、実は面白く楽しい
学校というところを、
もっと大嫌いになり、
勉強などやる気にもならなかったと思う。

あの時の、お母さんの判断、
それが凄い と思う。
そこを本当に感謝しています。

私にとって、
一番恐くて大嫌いだった学校に
通えるようにする為に、
沢山のお金を払っても
引越してくれて、転校させてくれて、

毎日、学校に算数を
教えに来てくれたりもして、
そうして私は3年生のみんなに
追いつくことができました。

私達の身体と心の健康を
一番に考えてくれて、
勉強も教えてくれて、
仕事の時間を削っても
私達を支えてくれるお母さん。

私はお母さんが大好きです。

これからもどうか
よろしくお願いしますね。

—————————–

と、そんな内容だった。
現在の次女は、学校が大好きだ。

給食を食べる量も女子で一番(笑)。
健康優良児だ。

私は勉強をしなさいと
言ったことはないが
彼女は自らよく学ぶ。

体育委員になり、毎朝一番に登校して
グラウンド整備などをするのが日課だった。

自分にできることをする。
全体の為に貢献したい。
それは彼女の純粋な気持ちからだった。

友達を大切にする姿は、
我が子ながら誇りに思う程だ。
性別を意識させないのが彼女の強みで、
未だに、男子の家にも普通に遊びに行く。

おてんばが過ぎるところが
たまに傷だが、いつもご機嫌。

そんな彼女が、実は、小学校1、2年の
2年間不登校児だったと言うと、
「信じられない!」と皆、一様に驚く。

しかし、本当の話しなのだ。

入学して1ヶ月位登校した頃、
学校から電話が入り、迎えに行くと
顔色は青く、グッタリと
保健室に座っていた。
それまで見たことのない次女の姿だった。

自宅へ連れ帰ると、嘘のように元気になる。

そんなことが、3回あった後、
「私、もう学校へは行かない」
と、申し訳なさそうにポツリと
言ったのだった。

幼稚園の頃から
姉の勉強を側で見ていた彼女は、
入学前に、すでに割り算を理解していた。

学ぶことに意欲的で、
明るく社交的な子どもだった。
あんなに入学を楽しみにしていたのに。
次女は不登校児となったのだ。

その後、
その学校に彼女が通う日は来なかった。

3年生になる時、私は引越しを決心し、
転校させた。

シングルマザーの私にとって、
ホームエディケイションで
子どもを教育することも、
また引越し、転校させることも、
経済的に大変なことだった。

けれど、私にとって、
何より子どものことが最優先だった。
何としても、
子どもの心を捻じ曲げぬよう、

もっている資質を最大限に
発揮できるよう育てあげること。
その為の選択をする。
全力で向き合ってきた。

そんな私達家族を
周りで見ていた友人や
恩師や色んな人達が助けてくれた。
本当に有難かった。

そうして、転校先で、
彼女は学校へ通い始めた。

だから、事実上、
彼女の小学校デビューは
3年生からだったのだ。
そこからは、物凄い勢いで、
各教科やあらゆることを吸収していった。

自らの意欲が向き始めた時の、
人間の吸収力とは、
計り知れないものがあることを、
この時、目の当たりにした。

私は、自分の育て方が
絶対だとは思っていない。

子どもは一人一人違うのだし、
「絶対、これが正しい」
というものは無いと思う。

ただ、
「不登校児だからダメな子」ではない。

また、
「不登校となったらもうおしまい」でもない。

それを伝えたいと思う。

私は、健全な人間性を育てる為に、
我が子を潰さない為、
ちゃんと育てる為の選択をした。
ただそれだけだ。

自分の子どもは、
親である自分が責任をもって育てる。
学校の先生方には、
お力添えいただくのであって、
丸投げしてはいけないと私は思う。

他人の意見は聞きながらも、
親である自分が、我が子にとって
最善だと思う判断をする。
責任をとるのは親なんだから。

他人は、一生関わるわけでは無い。
親は、我が子と一生付き合うのだ。

一番長く身近で、
その子を育て観てきた人が
一番よく分かってるのが自然ではないか。

他人の言葉に右往左往するより、

自分の頭で考えて、それから後は、
親としてのカン、確信のようなものを
大切に育てていきたいと、
私はそう思う。

これからも、
一つ一つ、子ども達と共に考え、
探求しながら、学びながら、
歩んでいこうと思う。

順田ひろみ

あのイベントが再び!
順田ひろみイベント開催決定!
チケット発売中。↓↓↓↓↓↓

http://blog.juntahiromi.com/archives/1236

LINEで送る
Pocket