あるまなざし

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「僕は、他の人たちが、
どうしてそんなに
急いでいるのかが分からないんだ」

かつては世界的に活躍していた
写真家ソール・ライターさんの
言葉に、まったく、同意してしまう。

彼は自分の、時間の経過、スピードが、
他の多くの人達に
合わせられないと語っていた。

実は、わたしも…。
躊躇タイム…
インストールタイム、
フリーズタイム…が
時折、起こってしまうのだ。

けれど、経験上、ただ、
待つしかないことを知っている。
待てばいいことを知っている。

その後、もの凄い高速になったりして、
結果的には、その躊躇タイム、
フリーズタイムには、
実は意味があって、
大きな役割を果たしていたことに
後から気がついたのだ。

けれど、以前は、
脳が、おかしいのではないか?
と悩んだりした時期もあって、
病院で検査を受けたりもした。(笑)

しかし、いいお医者さんで、

「どこも悪くない。
そのままでいいじゃないですか。」

と励まされた。

私は、どうやらとても、
人の出逢いに恵まれている。

ことある度に、
このことに思い当たる。

あの時、診てもらったのが、
あのお医者さんで本当に良かった。

けれど、それでも、往生際が悪く、
そんな自分をどうにかしようと頑張った。

他の人と同じように成ろうと…。
頑張ってみて、分かったのは、

そのことにエネルギーを
注ぐことがいかに
無駄であるかということ。

他の人のように
成ろうとすればするほど、
本来の力が発揮されない
ということだった。

それどころか、
それによるエネルギーの消耗激しく
フリーズは、躊躇は、
更に長引いてしまう。

私には私のペースがあって、
自然なそれを大事にした方が、
いいことが、いつからか
ようやく分かった。

その方が、いい仕事ができるのだ。
自分のそれに合った
仕事をすれば、よい。

工夫すればよいのだ。

だから、他の人に
成ろうとしなくていい。

完璧な人に
なろうとしなくていい。

自分に合ったペース。
それでいい…。

あるがまま。

すべてをよしとするまなざし。

そういうまなざしで見守る。

自分のことも、他者のことも。

その「まなざし」は、
あたたかく、
何の批判もなく、
ただ、静かに、観ている。

それは、私が獲得した
「まなざし」というのではない。

余計なものを手放していった
道の途中、

その「まなざし」に、
見つけてもらった!

…そんな気がする。

以来、私の中から、
長年抱えてきた
苦悩が消えてしまった。

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【お知らせ】
順田ひろみ
特別コンサート「命泉の座」
日時:2015年11月21日(土)16:00〜
場所:世田谷区下北沢 北沢タウンホール

http://www.juntahiromi.com/#!live1121/c161d

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