拈華微笑…

途中で止まってしまっていた、
上橋菜穂子さん著「鹿の王」を
久しぶりに読み進めようと思ったら、
読んだはずの部分を、
大分、忘れてて、
初めからザザッと
読み返しながらの
お茶タイム。

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上橋さんの文章、描写の
美しさは、ほんとに、
惚れ惚れする。
日本語の素晴らしさを、
改めて教えてくれる。
子ども達にも、
ぜひ読んで貰いたい一冊だな。

読み終わったら、
子ども達にまわすか…
とか、思いながら、
駅へ向かう道すがら、
道路の端っこに、
ひっそり咲いている
花たちを見つけた。

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「拈華微笑」を悟った
摩訶迦葉とお釈迦さまの
お話しを思い出して、
なんだか、
こんな私にも、
時空を超えて、

誰だかが、

語りかけてくれている

ようにも感じられて、

ちょっと嬉しい気持ちになった。
素敵な素敵な…瞬間だった。

順田ひろみ

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