社会の混乱に、巻き込まれ、振り回されていく人と、
静かに、その深い明晰さゆえに落ち着き、
知性ある振る舞いをする人とがいます。
イタリアで、コロナウィルス対策の為休校となった学校の
校長先生が生徒へ送った手紙がなかなか良いのでシェアします。
それから、
学校が急にお休みになって何をしていいか困っている
子ども達や親御さん達に、、、
今は、映画が自宅で観れたりもします。
(ネット環境が整っていれば、ということですが)
こんな時は、ご家族で映画鑑賞もいいかもしれません。
『イントゥ・ザ・スカイ』がおすすめです。
以下、2020’1.27に他所で掲載した文章です。
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映画『イントゥ・ザ・スカイ』を観ました。in渋谷アップリンク。
実話を元に映画化されたもの。元気が出ました!
気球操縦士アメリアの過酷な過去の経験は、まるでこの未来の為
に用意されたかのような。起こることの見事さ。
観る者を一念発起させてしまうような力がありました。
教育の根本は、特にこれからの教育は、
失敗をどう受け止めて活かしていくかの教育でなくてはなりません。
破産やら失業やらがこれからは益々フツウのことになっていくのだから。
失敗は常に起こることと覚悟しなくてはいけないわけです。
個々人の危機管理能力を養うこと。つまり死の教育。
死中に活を見出す力を養う教育。絶対絶命のその時の心理的対処力。
考えられる最悪の場合についての覚悟をしておくことに
尽きると思います。
ありとあらゆる個人的危機が、人生には起こります。
こうした危機や失敗に直面した人が、
どう乗り切ったのか、どう再起したのか、
これを学ぶことこそ、教育の要諦であると思います。
『死中に活を見出す力』、これが養われる教育に恵まれた者。
こういう人は明晰であり強いのだ!!
とそんなことを思いました。
観てよかった。オススメです。
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順田ひろみ