男らしい、女らしいを越えていけ!

初めてのカナダドル。色鮮やかで綺麗です。いよいよポンちゃんがカナダへ出発するので、換金してきました。

娘のポンちゃんは、幼馴染のやんちゃ坊主達から『師匠』と呼ばれています。運動会のリレーに選ばれた小学校一のやんちゃ坊主が、駆け寄り「師匠、緊張しますよ〜!」と言うと、「大丈夫だ、行ってこい!」と、やんちゃ坊主の肩を叩いてあげているポンちゃん。そんな光景を目の当たりにしたことがあります。つまり、ポンちゃんはとっても、男前なのです。

JK、そう、今では女子高生になったポンちゃんですが、体育祭の騎馬戦でのポジションは、騎馬の上。クラス全員一致の希望により、ポンちゃんより体重の軽いJK仲間の上に乗り戦いました。勿論、ポンちゃんは勇敢に活躍し、何人かのJKから、「ポンちゃんが男だったらなあ……」と告られたりもしました。

近頃では、JK友達のお母様から人気を得ているようで、なんとポンちゃんへ、あるお母様から毎日おにぎりの差し入れがあります。おにぎりの具は日替わりで、昨日は「ちらし寿司のおにぎりだった!」と食いしん坊のポンちゃんは喜んでいました。
ポンちゃんは力持ちでもありますが、勉強にも意欲的です。ビジネスや社会貢献にも興味があります。ブルドウザーのような行動力で、この夏休みは、カナダへ行かせてほしいと言い出し飛び立ちます。つまり、相変わらず、男前です。

スタジオジブリの映画『かぐや姫の物語』を観た時、幼いおてんばのかぐや姫に、ポンちゃんが重なりました。

ポンちゃんはポンちゃんのままでいい。

無理やり、女らしくを強要したくないな、、、。ずっと思ってきたことです。

「そのままでいいよ」。ずっと言い続けてきたことです。

性別に囚われないで、自由自在に羽ばたき続けてほしいと思います。

人種、国籍、性別、そんなものは、些細なことです。

子ども達が、自然のまま、あるがままに、この生を、思い切り愉しんで、生き切ってくれたなら、どんなに素晴らしいことかと思うのです。

順田ひろみ

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