次女の運動会

一ケ月前から時計台に飾られる
運動会横断幕の作成に明け暮れていた次女。

毎日、体育着は汚れ、帰りが遅くなっても、
不平一つ言わず黙々と、制作に勤しんでいた。
運動会前日の放課後には、
教室の黒板いっぱいに、友人達と
クラスの仲間達へ向けて、
メッセージと絵を描いて来た!
とはしゃいで語っていた。

「運動会を、思いきり楽しもう!」
を伝えたくて、思いついた
自慢のキャッチは、
「アモーレたちよ、ひとつになろう__」

…だそうだ(笑)
当日も、彼女の熱さは、
ハンパ無かった。

どの競技も全力、係の仕事も全力!は、
彼女にとっては、当たり前。
フツーのことだ。
クラス対抗の「大縄とび」は、
クラスの仲間達が一丸となって
ほんと、みんなみんな素敵だった。
結果なんて、彼女は気にもしておらず、
「次は、合唱祭だ!」と、
次のまつりに向けて意欲満々である。
(笑)

改めて思ったことなんだけど、
彼女の何が凄いって、
常に、その状況を楽しむことに
全力であるということ。
この能力って、凄い能力だと思う。
運動会を、こんなにも楽しめる
中学生っているだろうか?!
って思うほどなのだ。

そして、もう一つ、
この人は、ほんとに、
愛でいっぱいなんだってこと
を思う。
クラスメイトや他のお友達

一人一人への眼差しがあたたかい。

それから先生方へも、

そして自分自身への眼差しも

あったかい。
だから、他人の活躍や喜びも
心から祝福するし、
自分が活躍したり、楽しんだりする
ことにも、なんの引っ掛かりも無く、
祝福しているのだ。

それが、私は、何より一番嬉しい。

順田ひろみ

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